2006年ペットショップ パディアを立ち上げました。
こいぬ販売・トリミングを主軸とし経営をサポートしていたある日、常連さんがいつもの仔だけじゃなく老犬もトリミングに連れてきました。

お話を伺うと
「知人が転勤で飼えなくなるから動物愛護センターに連れて行こうと思っていると言うので、殺されるの可愛そうだから私がひきとったの」というのです。

このことがきっかけで、犬猫殺処分のことを調べていくと、福岡県は犬猫殺処分数が毎年ワースト5にはいっていたのです。

どうして捨てられる犬がいるのかを調べていくと、信じられないことに
「仕事がなくなった」
「離婚するから」
「ペット不可のマンションに引っ越すから」などの経済的理由や
「トイレを覚えない」
「よく吠える」
「子どもが飽きたから」など犬の知識がまったくなく、ただ可愛いから等の理由から衝動買いし、今まで一緒にくらしてきた愛犬を動物愛護センターに連れて行き殺処分する飼い主もいるのです。

そこで私たちは2007年から、KTC高等学園(非常勤講師)において命の大切さを伝える動物介在教育を行うとともに、
「犬猫殺処分数」を減らすため、任意ボランティア団体「Animal Lovers」を設立

2010年から小倉城下において
お手入れやしつけの大切さ
安易な気持ちでペットを飼わない
いぬと過ごす楽しさ
ペットを飼う前に周りの動物を飼っている人に相談する
本当に生涯を共にすることができるか再確認することを伝え
いぬが捨てられてしまう社会を根本的に変えその効果が持続する取り組みを行っていました。

そんなある日、地域イベントに参加したいと思い説明会に行くと「任意ボランティア団体では地域イベントの契約はできません」と言われました。このことがきっかけで、NPO法人格をとることによって信用が高まり、契約を必要とする活動についても団体名義で契約が出来れば責任の所在が明確など、当協会の様々な誠実で透明性のある運営を維持・継続していくためにもNPO法人格の取得が必要だと考えました。

2013年4月「心豊かな社会 いぬと暮らしやすい世の中を目指す」ことを目的として、北九州市長の認証を得たうえで、現在の「特定非営利活動法人ドッグセラピージャパン」が産声をあげます。

その後2014年2月、店長を勤めているペットショップに福岡聴覚特別支援学校の生徒が職業体験にきました。
その生徒さんは、いぬのお手入れや掃除を一生懸命行っていました。2日目の最終日にどうでしたか?と聞くと「きつかったけど楽しかったです。できればペット関係の仕事につきたいです」と言い帰ったときに、私に何か出来るのではないかと考え始めました。

考えても答えが出なかったので、福岡聴覚特別支援学校の進路指導の先生に会いに行きました。すると先生が「今回はありがとうございました。毎年ペット業界に進みたいという生徒がいるのですが、ペットショップでの職場体験の受け入れもしてもらえないし求人もこない。また、専門学校に行くのは費用もかかるし、先生や生徒同士のコミュニケーションがとれるか不安とのことで、専門学校に進学しない子が多いのです。今回の実習は初めてペット業界に職場体験ができたので、今後ともよろしくお願いします」という話を伺いました。

今、私に出来ることを考え。まずペットショップにおいて障がい者雇用を始めました。すると、支援学校や教育委員会、関連機関や関連事業所のつながりができ、関連機関を通じて障がい者とのつながりが増えていく中で、もっと動物好きな障害のある方の就職の幅を広げたい。就労支援のあり方を検討しはじめ

そして2014年12月に、地域で働く機会に恵まれない障がいのある方が、いぬに癒されながら、いぬとともに「働きがい」と「生きがい」を実感できる場をつくり、安心して自立した生活ができるよう、北九州市から障がい者自立支援法の指定を受け「指定障がい福祉サービス事業所 源喜(げんき)」就労継続支援A型 就労移行支援の多機能型事業所として事業を開設いたしました。

私たちは、障がいのある一人ひとりの個性を尊重し、負担なく、無理なく、継続して就労できる環境を整え、地域の中で社会的、経済的自立にむけたお手伝いをさせていただいております。